大型トラック免許の取得方法

大型トラックのドライバーにあこがれている人もいると思います。
大きなトラックを自在に操る姿はカッコいいですよね。
でも、大型トラックの免許取得は難しそうだし、お金もたくさんかかりそう……、と感じていませんか。
ここでは、大型トラックに乗れる免許の取得方法や費用に関して解説。
大型免許の取得を目指している人は、ぜひ参考にしてください。

大型トラック免許とは

大型トラックを運転したい、と思っても「大型トラック免許」は存在しません。
大型トラックの運転には、「大型自動車免許」を取得する必要があります。
大型自動車免許では、車両総重量11トン以上または最大積載量6.5トン以上、または乗車定員30人以上の車両を運転できます。
具体的には、大型バスやトラック、ダンプカー、タンクローリーなどが運転可能です。

大型自動車免許の取得方法

大型免許を取得する2つの方法をお伝えします。

1．教習所に通う

大型免許を取得するには、まず普通自動車免許（MT）・中型自動車免許・大型特殊自動車免許のどれかを取った後、3年以上経過する必要があります。
いずれも保持していない人は、まずこれらの免許の取得を目指しましょう。

上記の免許を取得したら、大型自動車免許を取得できる教習所または自動車学校を探しましょう。
自動車学校で行うことは、普通自動車免許等と同じです。

第1段階では教習所内で発進や右左折、ブレーキのかけ方などを教わります。
仮免許取得後は、第2段階で路上教習を行います。
第2段階の最後に卒業検定を受けて合格し、適性試験・学科試験をパスしたら、晴れて大型免許の取得です。

2．合宿免許に通う

教習所に通学するのは時間とお金がかかり大変、と感じる人は、合宿免許も選択できます。
持っている免許によって、かかる日数・コストは異なりますが、中型8t免許を持っている人は最短10日程度、普通自動車免許（MT）でも最短14日程度で卒業できます。

3．一発試験に合格する

教習を受けなくても試験に合格できると思う人は、一発試験を受けるのも一つの方法です。
一発試験とは、教習所や合宿免許に参加することなく、さっそく運転免許センターで試験を受ける方式のこと。
運転技術に自信のある人はぜひ試してみてください。

大型自動車免許の取得にかかる費用

大型自動車免許の取得にかかる費用は、免許取得の方法やすでに持っている免許によって変わってきます。

例えば、教習所に通って取る場合、普通自動車免許（MT）保持者の場合35万円程度、中型自動車免許でも25万～35万円程度かかるケースが一般的です。

合宿免許の場合、教習所に通うより安くなることが多く、通常、中型自動車免許保持者で19万円程度、普通自動車免許（MT）保持者の場合26万円程度かかります。

ただし、仕事などで利用する場合、補助金制度を使えば、より安く免許を取得可能です。

一発試験の場合、試験料金や取得時講習料金等を含めて4万円程度で取得できます。
ただし、一発で合格すればいいものの、何度も試験を受けるうちに、合宿免許や教習所通いの費用を超えてしまうことも。
安く済むものの、自信のない人はやめたほうがいいでしょう。

大型自動車免許を取得して、大型トラックを運転しよう

大型免許の取得方法・費用について分かりましたか？
大型トラックの運転には、大型自動車免許の取得が欠かせません。
ぜひ自動車免許の取得で、夢の大型トラックを運転していきましょう。

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