運転がうまい人の特徴4選
2021年9月30日
ホーム >
合宿免許を最短で合格する秘訣について
「合宿免許」も「通学免許」も公安委員会指定自動車教習所であれば、技能教習・学科教習もカリキュラム(受けなければいけない時限数や内容)はすべて同じです。そして、公安委員会指定教習所の卒業証明書があれば、運転免許試験場での実地試験(技能試験)は免除されます。
“通学免許”は、ご自宅から通いながら、教習を受けるスタイルで、技能教習は自分で空いている時間を予約(教習所により、オプション料金を払ってまとめて予約したり、教習所がスケジュールを組んでくれるプランもあります)するスタイルで、自分の都合に合わせて教習を進めることができますが、土日や夕方以降、春休みや夏休みなどとても混み合う時期は、希望の予約時間が取れず、教習を進めるためには、キャンセル待ちが必要なこともあります。そのため、通学免許では自動車教習所を卒業するまで2~3ケ月程かかるのが一般的です。
一方、“合宿免許”は、ご自宅から離れた自動車教習所に新幹線や高速バス等の公共交通機関で出向いて、各教習所が手配した宿舎(教習所寮、ホテル、旅館他)に泊まりながら、教習を受けるスタイルで、お食事も、交通費も全て教習所が用意します(費用を抑えるための食事なしプランもあります)。しかも、延長保証もついて教習料金がパックになっています。
同じ「免許を取得するための教習」でも、『合宿免許は早いから』と言って選ばれる方が多いですよね?
どうして「合宿免許は早い」のでしょうか?
合宿免許は、技能や学科を自分の都合で選ぶのではなく、教習所が予め入校から卒業までを、効率的に組んだスケジュールに沿って教習を進めていきます。
教習生が自分で予約を取ったり、スケジュールを調整したりする必要はありません。
定期的に休校日があるという教習所もありますが、ほとんどの教習所は毎日教習があります。
春休みや夏休みといった混み合う時期でも、普通車AT車の場合、最短14日間・普通車MT車の場合、最短16日間からの卒業が可能となります。
但し、各種検定試験や技能教習がうまくいかず、スケジュールに遅れが生じた場合は、当初組まれた卒業予定日が遅れ、卒業日数が延びてしまいます。
合宿免許の場合、かなり多くの方が最短で卒業されますが、残念ながら、最短卒業日数で卒業できるお約束はできません。
最短卒業予定日とは、教習所が組むスケジュールで、補習なく技能教習が進められ、修了検定と卒業検定をそれぞれ1回で合格した場合の卒業予定日を指します。
次のような場合には、最短卒業予定日に卒業することができなくなってしまいます。
その1.入校当日の緊張している時間帯に教習車のハンドルを握り、技能教習をしなければなりません。それもなんと2時限も実車(実際に車に乗ります)です。まずは教習車に慣れることからスタートしますが、次第に各項目の習得目標をクリアしながら、ステップUPしなければなりません。習得目標に達していないと判断された場合は、補習となり、追加の教習を行います。これにより卒業日数が延びる要因となります。例えば、前回の教習から1か月も期間が空いてしまうと、すぐに前回通りの運転ができるかどうか・・・想像すると少し不安になりますね?合宿免許の場合、毎日技能教習を行うため習得も着実に進みます。
その2.技能教習と並行して学科教習もスタートします。学科の理解度を確認するための「効果測定(模擬試験)」と「仮免学科試験」に合格しなければなりません。問題は難しくはありませんが、学習範囲はかなり広く、問題の言い回しにかなり迷ってしまうことも予想されます。「仮免学科試験」は50問出題され、45問以上の正解で合格となります。この試験を落とすことで卒業日数が延びる方が多くいらっしゃいます。自習機や練習問題をこなす事で、常に9割以上の正解を維持しましょう!
その3.技能試験は2回あります。教習所コース内で行う第一段階最後の技能試験「修了検定」と一般公道で行う第二段階最後の技能試験「卒業検定」です。技能検定は減点方式です。両検定とも70点以上で合格となりますが、一時停止を見落としたり、適正なスピードで走行しなかったりといった細かいミスでも減点が多く70点未満になる場合や、検定員が危険と判断し補助ブレーキを使用した場合など、いずれの場合も技能検定「不合格」となり、補習を受けなければなりません。翌日以降に再試験となり、卒業日数が延びる要因となります。
その4.合宿教習では、予め組まれた教習スケジュールを予定通り、受講することが重要です。特に注意いただきたいことは、遅刻・寝坊・教習時間の勘違い・体調不良での欠席など“自己都合”によるキャンセルは、日程が延びてしまうだけでなく保証の対象外となり延長料金が必要となりますのでご注意ください。
ここまで、最短卒業予定日に卒業することができなくなってしまう場合を例に挙げました。逆に言うと、ここで挙げた事例を避けることが最短で卒業するために必要という事になります。
①初日から教習車に乗ります。皆さん初めての事です。「極度に緊張せず」「焦らず」「落ち込まず」指導員のアドバイスをよく聞いて運転に慣れていきましょう。
②学科の授業は、きちんと出席してきちんと聞く事が大事です。試験に出るポイントは学科教習でしっかり教えてくれています。空き時間を利用して練習問題にも取り組みましょう。運転免許の学科試験対策は反復練習が重要です。
③技能検定は誰でも緊張します。検定を受けられるまでの技術は身についているのですから、落ち着いて臨みましょう。「しまった!」と思っても引きずらない事も大事です。
④合宿免許は、多くの仲間と楽しく過ごせる点も魅力です。でも、遊び過ぎて寝不足になるような事は控えましょう。健康管理も重要です。
改めて、教習所に入校してから免許証を手にするまでの流れをおさらいしておきましょう。
まず、合宿免許の教習所を含む「公安委員会指定自動車教習所」に入校された場合です。
①入校(学科1を受講すると教習スタートです)
②所定の学科・技能(教習所内)の教習を受ける
③修了検定・仮免許学科試験を受検
④所定の学科・技能(路上)の教習を受ける
⑤卒業検定を受検
⑥住所地の運転免許試験場で適性検査・学科試験を受験
①~②は最短で、普通車AT6日間、普通車MTで8日間です。
③~④は最短で、普通車AT・MT共通で7日間です。
⑤の卒業検定に1度(1日)で合格すれば、合計で普通車AT14日間、普通車MT16日間が最短日数です。
⑥は原則として平日(年末年始を除く)に行われています。合格すれば即日運転免許証が交付されます。
よく「一発免許」(直接、運転免許試験場で受験する事)の方が早いですか?とのご質問をいただきますので、次に一発免許の場合をご紹介しようと思いますが、これがなかなか大変なのです。
とても簡単にまとめると
このような過程となり、すべて一度で合格し、技能試験の予約もスムースに行うことができたとして1ヶ月以内に免許証が手にできればかなり早い方です。
一発免許についての詳細はコチラへ!https://menkyodeace.jp/plans/ippatsu-menkyo.html
学科の授業は出席することで次の授業に進んでいくことができますが、授業中の内容はしっかり聞きましょう。
その上で、空き時間を効率的に使って学科試験対策をしましょう。練習問題や学習機を活用して、繰り返し問題を解くことで学科教習の内容は身に付きます。
教習後のすべての時間を勉強に充てる必要はありません。
効率的に勉強して、一度の受験での合格を目指しましょう。
緊張するのは皆さん同じです。
技能試験を受検するという事は、それまでの技能が身に着いたと認められた結果です。落ち着いて、少しの失敗を気にし過ぎない心がけが大事です。
合宿免許は、スケジュール通りに進めば最短日数での卒業が可能ですが、欠席・遅刻をしてしまっては、大きくスケジュールに影響します。寝坊なんて論外ですよ!入校なさる前から規則正しい生活を心がけてください。体調不良も延長の原因となってしまいます。
入校前にテキストや問題集を購入して勉強するなんて準備は必要ありません。
体調管理はしっかり準備して出発しましょう。
教習所が予め入校から卒業までを、効率的に組んだスケジュールに沿って教習を進めるため、多くの方が補習なく最短日数で卒業されていますが、合宿日程を検討される場合は、延長もあり得ることを考えておきましょう。
合宿教習は予定通り卒業できなかったからと言って、すぐにお帰りいただくわけではありません。補習の費用や検定(再試験分)の費用、宿泊食事の費用などが発生しますが、合宿免許の場合、ほとんどの教習所で「保証」(自己都合の場合は適用外)をご用意しています。保証内容を超えて延長してしまった場合のみ、各教習所で決められた延長費用をお支払いいただくことになります。 仮に延長してしまったとしても、ほとんどの方が延長費用を支払うことなくキチンと卒業されていますのでご安心ください。
(※)合宿免許の場合、原則として「仮免許学科試験3回不合格の方は、一時帰宅していただき住民票登録地の免許センターで学科試験に合格してから再入校していただくこと」となっています。また、その場合の一時帰宅交通費は自己負担になります。
卒業が数日延びたことで、学校や仕事に影響が出てしまっては元も子もありません。必ず数日間は余裕を持った日程で申し込まれることをおすすめします。
携帯からも通話料無料!
0120-999-785【月〜土曜:10:00〜19:00】【日・祝日:10:00〜18:00】
LINEでのお問合せあなたのご希望にピッタリのプランをお探しします。保護者の方からのご質問・ご相談も承ります。
▽ウェブからのお問合せ・お申込み